2019年4月30日に平成天皇退位し、翌日に皇太子様即位となっていますので、

明日23日は平成最後の新嘗祭(勤労感謝の日)となります。

なので、来年は大嘗祭となるのですが、その違いを簡単にご説明します。

【新嘗祭とは?】

始まりは、五穀豊穣を祝う意味で飛鳥時代の皇極女帝の御代とされています。

大切な宮中行事だったんですね。

1947年までは、“新嘗祭”という名前そのままで国民の祝日だったそうです。

それ以降、勤労感謝の日と改称され今日に至ります。

【大嘗祭とは?】

大嘗祭は、天皇が即位後初めて行う新嘗祭のことで、内容は全く同じです。

新嘗祭を大嘗祭と区別して行ったのは、天武天皇が初めてとされていますが

律令制を押し進め、天皇の権威を高めるためにより神聖化されていったようです。

今年は平成最後の新嘗祭であり、来年は31年ぶりの大嘗祭ということになります。

五穀豊穣ととともに、勤労に感謝しましょう。